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パイプ加工機技術記事 詳細

サーボモーター制御式CNCパイプベンダーの8つの利点

サーボモーター制御式CNCパイプベンダーは、自動車、オートバイ、航空宇宙、家具、産業車両、住宅や産業用冷暖房システムなど、あらゆる分野で幅広く使用されています。サーボモーター制御式CNCパイプベンダーを活用することで、大量のパイプ部品をスピーディーに曲げ加工が可能です。この記事では、サーボモーター制御式CNCパイプベンダーの8つの利点について説明します。

自動設定・調整

サーボモーター制御式CNCパイプベンダーでは、クランプダイ、プレッシャーダイ、マンドレルの位置調整、クランプダイのパイプへの圧力調整など、油圧式等のパイプベンダーで必要な手動調整を行う必要がありません。サーボモーター制御式CNCパイプベンダーは、生産切り替えの際に必要となる設定をプログラミングソフトウェアによって全てを自動で行うことが可能です。手動で設定・調整する必要がないため、経験の浅いオペレータであっても作業を中断することなく効率的に作業を行うことができます。

高い再現性

サーボモーター制御式CNCパイプベンダーの最大の利点は、要求精度を達成するのが容易であり、その精度を安定して再現することができる点です。前述通り、サーボモーター制御式CNCパイプベンダーは手動での調整が不要であるため、過去に行った加工を記録しているパラメータの設定を簡単に呼び出すことができ、前回と同様の加工を行うことができます。つまり、サーボモーター制御式CNCパイプベンダーを使用することで、人手によるミスを排除し、専門オペレーターがいなくとも思い通りに高精度な加工を行うことができます。

代表的な例として、下記の部品があります。こちらは、家具に使用される部品であり、小さな曲げと大きな曲げ加工が施されています。当製品のように高精度且つ複雑な加工が求められる場合は、経験豊富なオペレータであっても全く同じ製品を製作することは困難です。しかし、サーボモーター制御式CNCパイプベンダーでは過去に記録したパラメータの設定を呼び出すことができるため、全く同じ製品を長期的に製作することが可能です。

高度な生産効率

サーボモーター制御式CNCパイプベンダーの動きは、CNC軸によって制御されています。そのため、ソフトウェアの能力を活用することで、加工する部品に応じた最適な曲げサイクルを実現することが可能です。その結果、パイプからのリリース動作はよりスムーズ且つ高速になり、サイクルタイムの短縮を実現することが可能です。

下記の動画では、BLM GroupのCNCパイプベンダー「E-TURN」が曲げサイクルの最適化を行っている様子です。是非、ご覧ください。

高品質

サーボモーター制御式CNCパイプベンダーでは、加工対象となる製品に応じて曲げ力を調節することができます。例えば、板厚が薄いパイプや厚いパイプ、延性のある材料や硬い材料など、加工対象となる製品に応じて曲げ力を柔軟に変更します。これにより、完成品の品質が大幅に向上するだけでなく、製品にかかる無駄な負荷が軽減されるため、摩耗が少なくなり、製品の寿命が延びるといった効果を得ることができます。

さらに、BLM Groupのサーボモーター制御式CNCパイプベンダーでは、ソフトウェアにより、パイプ曲げの技術パラメータを自動で最適化するプロセス機能が搭載されています。そのため、銅やアルミのような加工が難しいパイプや板厚が薄いパイプであっても、適切な曲げ力で加工を行うことができるため、製品の欠陥を防止します。

移行期間なし

サーボモーター制御式CNCパイプベンダーは、温度や熱衝撃の影響を受けないため、加工条件に左右されず、常に100%の動力で稼働することが可能です。そのため、機械の作業条件が変化する「移行期間」が存在しないため、継続的に同様の生産効率で加工を行うことができます。

エネルギー消費量の低減

現在、パンデミックの影響や世界的なエネルギー排出量削減の動向によりエネルギー価格の上昇がすすんでいます。そのため、エネルギーの消費量を低減することにより、無駄なコストを抑えることが重要となります。

サーボモーター制御式CNCパイプベンダーでは、基本的にエネルギーを消費するのはモーターのみであり、電力使用量は加工の瞬間に機械に出力される力によって決まります。そのため、サーボモーター制御式CNCパイプベンダーでは、エネルギー消費は必要なときだけに行われ、大幅なコスト削減を実現することが可能です。

さらに、BLM GroupのCNCパイプベンダーは、軸の減速段階でエネルギーを回収し、それを蓄積して、曲げ加工に再利用することができます。その結果、エネルギーを節約するだけでなく、消費量のピークを減らすことも可能になります。

清潔な作業環境

清潔な作業環境は、作業場の清掃コストだけでなく、安全性、オペレータの幸福感にも良い影響を与えます。しかし、油圧式のパイプベンダーでは、油圧システムのフランジや継手、また経年劣化したシールから油漏れが発生することがあります。このような油漏れは、機械や床を油で汚してしまうため、手作業で作動油を補充することが多く、液だれや汚れ、環境汚染の原因となることがあります。

サーボモーター制御式CNCパイプベンダーでは油を全く使用しないため、清潔な作業環境を常に維持することが可能です。

高い信頼性

サーボモーター制御式CNCパイプベンダーでは、オイル交換や補充、フィルターやシールの交換、漏れのチェックといった作業は必要ありません。さらに、最新のサーボモーター制御式CNCパイプベンダーでは、軸管理に関する全ての情報(異常を含む)がCNCを経由するため、故障の際には、情報が直接管理会社に送られ、迅速かつ効率的に遠隔からメンテナンスを行うことが可能です。

サーボモーター制御式CNCパイプベンダーは油圧式パイプベンダーに比べ、故障のリスクが非常に低いです。理由としては、油圧システムの故障(漏れ、シール、バルブ破損など)がないことや、入出力ボード、ピストンリミットスイッチ、信号用ケーブル等がないことが挙げられます。

まとめ

今回は、サーボモーター制御式CNCパイプベンダー機の8つの利点についてご紹介しました。もちろん、弊社では、様々なサーボモーター制御式CNCパイプベンダー機を保有しています。お客様のご要望により、最適な加工機は異なりますが、当社ではお客様に最適なパイプ加工機のご提案を行うことが可能です。

さらに、パイプ加工機選定ナビを運営するBLM Group Japanでは、実機見学やテストカットサービスを行っていますのでお気軽にお問い合わせください。

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