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パイプ加工機技術記事 詳細

どんな 曲げ Rでも一度に曲げる技術

ドロー 曲げ とロール 曲げ がある

パイプ 曲げ の際、曲げRの大きさの違いによって溶接で繋げなければならないことがあります。この機械を使用するとドロー曲げとロール曲げが一度にでき、溶接して繋ぐ必要がなくなります。

ドロー 曲げ とは、パイプベンダーでの一般的な方法でパイプをクランプで保持した状態で引っ張りながら曲げる方法です。

ロール 曲げ とは、3本ロールのような方法で回転する機構部にパイプを保持させて、押しながら曲げRを生成する曲げ方です。

使い分けは、曲げRの小さいパイプはドロー曲げじゃないと曲げれません。大きな 曲げ Rはロール曲げじゃないと曲げれません。

では、大きなRとはどのくらいの大きさかというと、パイプ径の10倍~15倍程度の大きさです。

例えば、Φ25のパイプだとR250以上だとロール曲げが可能になります。

大きな 曲げ Rに関しては、ロール 曲げ の角度を変えるだけで調整が可能ですのでR500でもR1000でもR1500でも同じ金型で生成することができます。

一方、ドロー 曲げ は金型に巻き付けて曲げRを生成するので、決まった 曲げ Rでしか曲げることができません。

この機械には、最大8個の金型を搭載することができますので、様々な 曲げ Rが含まれた製品であったとしても一度に曲げきることができるので、非常に効率良く製造することが可能となります。

さらに詳しくお知りになりたい方は、こちらよりお問い合わせフォームよりご連絡くださいませ。