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パイプ加工機技術記事 詳細

薄肉丸 パイプの切断 方法とは?

代表的な パイプの切断 方法について

パイプの切断 を行う代表的な方法は3種類あります。

プレスで刃を押し当てて切断するプレス切断、刃物で切断する丸鋸切断やパイプカッターを使用した切断と、レーザーで切断を行うレーザー切断の3種類です。

丸鋸切断機は、構造が単純であるため、費用を抑えて導入することが可能です。また、刃物を使って切るという単純な構造ゆえに、ランニングコストも比較的安いことが特徴です。

また、プレス機は刃を押し当てて切るというシンプルさから、加工速度が速いことが特徴です。しかし、あまり複雑な切断面には対応出来ないこと、切断方法を少し変えるだけでも、金型の交換が必要となるという点から、汎用性が低いことがデメリットとして挙げられます。

一方、レーザー機は、構造が複雑であるが故、イニシャルコストは高くなりますが、精度面では丸鋸切断機を寄せ付けません。

板厚0.6mmの丸パイプを高速で切断できるパイプレーザー機

こちらをご覧ください。

薄肉のパイプの切断になると、切断方法による製品品質の違いが如実に表れます。薄肉の場合、少し力を入れただけで切断面が変形し、真円度が低下してしまいます。そのため、丸鋸切断機やプレスを使用した切断方法は、切断面に力を入れて刃を押し付ける必要がある都合上、パイプ断面の真円度の悪化や、巻き込み、最悪の場合潰れてしまうなど、著しい変形を生じさせてしまいます。また、刃物による切断であっても、あまり力をかけて切断を行えないため、加工に時間を要することもデメリットとして挙げられます。

しかし、レーザーを使用した切断方法であれば、光の力を用いて切断するため、端面の巻き込みを発生させず、また、切断面に力をかけずとも切断が出来るため、変形などを生じさせにくく、高精度かつ素早いスピードで切断が可能となります。

また、この動画ではレーザー加工時に必ず発生するスパッタを除去する「スプーン」と言われている装置を使用しております。スパッタ発生箇所に自動的に挿入され、ダイレクトに吸引する仕組みとなっており、パイプ内部にスパッタを残しません。

これは、パイプ内部に流体が通る商品やバイクのマフラーのように、スパッタが商品に影響を与えてしまう恐れがあるものに対して有効な手段となります。

パイプ加工機選定ナビでは、上記の理由から、薄肉パイプの加工をされているお客様に対しては、レーザー切断機を強くお勧めしております。導入コストはかかってしまいますが、その分加工速度や製品品質で、大きなメリットがあるためです。上記のようなパイプレーザー機に関しても、パイプ加工機選定ナビでは、幅広い種類商品ラインナップがございますので、パイプレーザー導入をご検討の方は、お気軽にお問い合わせください。

また、パイプレーザー加工をご用命の方は、下記バナー「パイプレーザー加工センター.com」 でも実施可能ですので、併せてご検討ください。

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