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パイプ加工機技術記事 詳細

高速切断可能な 丸鋸切断機 のメリットご紹介!

「パイプレーザー機と 丸鋸切断機 のどちらを使えばいいのだろう・・・」
というご質問をいただくことがあります。
レーザー機・丸鋸切断機には、それぞれ特徴があり、加工内容によって最適な機種が決まってきます。
今回は、丸鋸切断機を中心にレーザー機との比較を行っていきたいと思います。

レーザー機と丸鋸切断機、どっちを使えばいいの?

パイプや棒材を切断する方法には、前述のように、レーザーを用いる方法、そして、刃物を使う方法の二種類があります。
レーザーを用いる方法は、様々な形状のパイプの切断に対応することが可能で、切断形状にも制約がない点が大きなメリットとして挙げられます。
一方、切断速度という観点からは、丸鋸切断機に劣ります。また、棒材の切断はできない点もデメリットとして挙げられます。

一方で、刃物を用いて切断する方法は、押し当てるだけで切断をすることが出来るため、圧倒的なスピードが武器です。
また、棒材の切断にも対応することが出来ることもメリットと言えるでしょう。
その一方、切断する際には押し当てる必要があるため、切断面に力がかかり、変形してしまうことから、精度面ではレーザー機に劣ります。
また、複雑な形状のパイプには対応できない点や、切断形状の自由度が低いというデメリットもあります。

上記のメリット・デメリットを踏まえ、BLM Groupでは直線形状のパイプ切断をスピーディーに行いたいお客様には、「丸鋸切断機」をお勧めしております。
また前述のように、棒材に関しては、レーザー機で切断することが難しいため、丸鋸切断機一択となります。

加工速度の圧倒的向上を実現:CM602

▼丸鋸切断機の動画をご覧ください!▼

こちらの動画で使用されている機械は、CM602という丸鋸切断機です。

ご覧いただくと分かる通り、このCM602が優れている1つ目の点は、パイプを2本同時に切断できることです。そして、もう1つの優れている点は、その切断スピードにあります。

圧倒的速度で切断できる理由は、主に下記の4点です。

・機械重量が重く、機械剛性が高いため、スパッと切れる
・電動式で押して切る、電動式トルク制御のため、刃の負担をモニタリングしている
・刃数と直径を入力するため、削り量を機械が自動で計算し、送り量を調整している
・ブレードの種類に関するデータが入っているため、正確な制御が可能

このように、パイプ製品・棒材を大量に切断される方には、CM602は特におすすめできる機種となっております。

まとめ

今回は、パイプ丸鋸切断機のメリットについてご紹介しました。パイプ丸鋸切断機は、比較的安価に導入でき、高速切断可能な優れた機械です。パイプ加工機選定ナビでは、パイプレーザー機やパイプベンダー機のみならず、パイプ丸鋸切断機もお客様のご要望に合わせた生産能力に合わせて、細かいラインナップをご用意しております。

ご興味をお持ちになられましたら、まずはBLM Group Japanが運営するパイプ加工機選定ナビへ、お問い合わせください。