加工精度に不満 ?そんな時の解決策
アクティブスキャンは、不規則に湾曲するパイプを正確に補正することが出来る、最新鋭の技術です。こちらでは、アクティブスキャンの紹介を致します。
パイプレーザー加工の問題点と解決策
パイプという材料は、完全なストレートな材料はなく、不規則に湾曲しています。
アクティブスキャンは、それよって生じる誤差を補正するための決定的なツールです。 パイプの形状に誤差があったり、機械的な支持装置やガイド装置で効果的に抑えられなかったりする場合に、カット面の位置決めをスキャニングシステムにて補正することができます。このシステムは、必要な補正を計算するためにバックグラウンドで正確に動作する光学装置です。
特に、平べったい長角材や□20以下の径には有効です。
それらのパイプは非常にしなりやすく、工場に運搬されるまでの間、何度もスリングで、吊り降ろしを繰り返しています。そのため、材料にしなりくせがついています。
この機能は2箇所から一度に計測することで、セクションを数秒で完璧に認識します。
その時間でパイプのズレや捻じれ、歪みを補正します。
計測の頻度、箇所を細かく指定することもでき、顧客のニーズを完全に満たします。