パイプレーザー 加工機の勝ち組戦略: LT8.20
25年前に英国ノーフォーク州キングス ・ リンのガレージで創業して以来、 Optima Metal Services社は、 主にパンチング、 レーザー切断、 曲げなどの新しいシート加工機械に継続的に投資することによって、 顧客に提供する製品の価値を常に高めていくという比較的シンプルで効果的な成長戦略をとっています。
この戦略により、 Optima Metal Servicesは、 英国で最も重要な鉄鋼 ・ アルミニウムの受託製造会社の1つに成長しました。
目次
パイプレーザー機は、生産拡大のための自然な選択
板材加工のオプションをすべて網羅した後、 加工能力を拡大し、 より多くのものを顧客に提供するためには、 管材が最も自然な選択肢となりました。
金属加工に関する深い知識と、 すでに相当量のパイプの在庫を持つOptima Metal Services社は、 300万ポンド以上を投資して、 新しい3Dパイプレーザー切断システム 「LT8.20」 を設置する新工場を建設することに決めた。
選択の理由
「BLM GROUPのパイプレーザーシステムは、 私たちにとって次の論理的なステップでした。 初年度だけで、 会社の売上高の10％を生み出すと推測していました」 Optima Metal Services のオペレーションマネージャーの言葉です。
Optima Metal Services がLT8.20を選んだ理由はたくさんあります。
重要な戦略的優位性
LT8.20と豊富な金属パイプの在庫により、 Optima Metal Services社は顧客への納期をわずか2日に短縮することができました。
LT8.20を導入する前は、 外注でパイプ加工を行い、 リードタイムを5週間ほど要していたが、 今では直接工場に顧客を招き、 目の前でサンプル品を作り、 LT8.20の新しい可能性を示すことができるようになった。
次世代パイプレーザー装置の購入は、 今日の市場で重要なOptima Metal Services社の技術革新の度合いを強く印象づけるものでもありました。
パイプレーザー の費用対効果
パイプレーザー 加工機は、 1台のパイプレーザーシステムで、 パイプの切断、 穴あけ、 マーキング、 あらゆる形状の加工が可能なため、 パイプ加工の世界に入るには理想的なシステムである。 パイプレーザー加工機は、 すべての専用機を置き換えることができ、 取り扱いや保管のための半製品をなくすことができます。
広い動作範囲
LT8.20は、 最も広い作業範囲を持つ パイプレーザー システムです。
このシステムでは、 直径12 mmから240 mm、 長さ12.5 mまでの円形、 正方形、長方形、 特殊、 オープンなど、 あらゆる断面の3Dレーザーパイプを切断することができます。
製造された部品の再現性と精度が優れているため、 サポート、 継手、 溶接継手の最終組み立てをスピードアップすることが可能です。
プログラミングソフト
Optima社にとって、CAD/CAMプログラミングソフトウェアArtubeは、LT8.20への投資を最終的に決定する上で重要な役割を果たしました。
最も人気のある機能は以下の通りです。
– SolidWorksのアセンブリモデルを直接インポートし、 個々のパーツに分解して、 必要に応じて修正し、 直接生産に移行できます。
– Artube上で直接CAD製図機能を使用してパーツを作成することができます。
– 溶接や組み立てが容易な剛性の高いカップリングや構造物のための、 パイプ間のパンチや歯を作成することが可能です。 カットプログラムとパターンは、 Artubeの豊富なライブラリから選択できます。
ベンド＆カットを高速で作成し、 チューブ ・ フレームの設計を簡素化することができます。
先進のプロセス技術
他のすべてのパイプレーザーシステムと同様に、 LT8.20はActive Toolsを装備することが可能です。 これらの特別な機能は、 BLMグループの専門知識をすべて集約しているため、 オペレーターの経験に関係なく、 どんな条件でも、 より速く、 すぐに最良の結果を得ることができます。
アクティブツールにより、 Optima Metal Servicesは、 パイプレーザー切断で発生する以下のような一般的な問題を自動的に解決することができます。
アクティブ ・ スキャン
反りや歪みのある形状のパイプの切断ジオメトリの位置を自動的に修正します。
アクティブ ・ ティルト
3Dカッティングヘッドの素早い揺動運動を利用し、 さらに高い生産性を実現します。
アクティブ ・ マーキング
専用のマーカーを使用せずに、 パーツにパラメトリックマーキングを追加することができます。
アクティブ ・ スピード
レーザーのパラメータを最適化し、 最も困難な切断条件でも自動で最適化した加工条件で切断します。
アクティブ ・ ピアシング
材料の品質や厚みが一定でない場合でも、 ピアス時間を最適化し、 プロセスの信頼性を向上させます。
アクティブ ・ フォーカス
フォーカス位置をダイナミックに変更し、 同じパーツに必要な 2D と 3D の最適な組み合わせの加工を実行します。
アクティブ ・ ウェルド
外側または内側の溶接シームの位置を検出し、 ジョブを回転させて、溶接シームがプログラムされた位置で加工されます。
結論
パイプ、 押出材、 セクションの豊富な在庫、 新しいパイプレーザーLT8.20、 そして英国のBLMグループの子会社であるBLM GROUP UKのようなパートナーを常に傍らに置き、 Optima Metal Serviceは、 付加価値の高いパイプ加工サービスを幅広く提供し、 その成功物語の新しい章をスタートさせています。
パイプ加工機選定ナビを運営するBLM Group Japanでは、実機見学やテストカットサービスを行っていますのでお気軽にお問い合わせください。