長く正確に使うために ― CNCベンダー&パイプレーザーのメンテナンス方法

Maintenance / Pipe Machine

パイプ加工機、
メンテはどうする?
― ベンダーとレーザー、お手入れの違い

製品品質を保ち、急な稼働停止を避けるために欠かせない定期メンテナンス。CNCパイプベンダーとパイプレーザー、それぞれのお手入れのポイントをまとめました。

工作機械は、製品の品質を保ち、急な稼働停止を避けるためにも、定期的なメンテナンスが不可欠です。パイプ加工機にはさまざまな種類があり、機種によってお手入れの方法も変わります。この記事では、代表的な「パイプベンダー機」と「パイプレーザー機」のメンテナンスについて解説します。

Contents
  1. CNCパイプベンダー機のメンテナンス
  2. パイプレーザー機のメンテナンス
  3. 2機種のお手入れを一覧で

CNCパイプベンダー機のメンテナンス

CNCパイプベンダー機

パイプベンダー機は、日常的なお手入れをする程度で、メンテナンスはほとんど必要ありません。ただし、大トルクで正確な動作が求められる「機構部」については、定期的なグリスアップを。グリス切れによる摺動部の劣化を防げるので、お手入れと併せて実施するのがおすすめです。

使用状況によってはモーターや制御ユニットが故障することもありますが、これは極めて稀です。なお、BLM Group製パイプベンダーはイタリア製ですが、万が一故障しても最短2日で部品をお届けできます。

パイプレーザー機のメンテナンス

パイプレーザー機(LT Fiber)

ベンダー機のメンテナンスはシンプルでしたが、パイプレーザー機はどうでしょう。こちらはベンダー機とは違い、メンテナンスをしっかり行う必要があります。

特に、ファイバーレーザーの心臓部であるカッティングヘッドに汚れが付くと、出力や精度の低下、最悪の場合は故障につながる恐れがあります。カッティングヘッドのエリア内は、常に清潔に保つよう心がけてください。加工を行うと加工ヘッド上部の保護レンズが汚れるため、定期的な清掃も必須です。

また、ファイバーレーザーには冷却が欠かせません。排風部分にほこりが溜まって冷却能力が落ちると、正常に動作しない、出力が安定しないといったトラブルの元になります。こまめにチェックしましょう。消耗品への配慮も必要です。BLM Group製ファイバーレーザー機のノズルは、板厚3mmの鉄板加工で160〜200時間に1回の交換が目安。ただし定期的にお手入れしていれば長持ちします。

パイプレーザー機 お手入れチェックリスト

・カッティングヘッドのエリアを常に清潔に

・保護レンズを定期的に清掃

・排風部のほこりを除去し、冷却能力を保つ

・ノズルは目安どおり交換(板厚3mm鉄板で160〜200時間に1回)

2機種のお手入れを一覧で

CNCパイプベンダー パイプレーザー
メンテ頻度 ほとんど不要(日常のお手入れ程度) しっかり必要
主な作業 機構部のグリスアップ ヘッド・レンズの清掃、冷却管理、ノズル交換
消耗品 ほぼなし ノズル・保護レンズなど
怠るとどうなる 摺動部の劣化 出力・精度低下、故障の恐れ

まとめ

パイプ加工機は、定期的なメンテナンスによって機械も消耗品も長持ちします。ベンダー機は日常のお手入れ中心、レーザー機は清掃・冷却管理・ノズル交換が要点。それぞれに合ったお手入れを心がけてください。

定期的なお手入れが、機械を長く正確に保つ近道です。

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