段取り1時間が、1分に。
― プレス機と比べるパイプレーザー加工機のメリット
パイプの切断・穴あけをプレス機で行っている方に向けて、パイプレーザー加工機に切り替えることで得られるメリットを、同じ製品の加工で比較しながらご紹介します。
この記事をお読みの方の中には、パイプの切断・穴あけをプレス機で行っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。ここでは、プレス機ではなくパイプレーザー加工機で加工することによるメリットを、具体的な作業時間で比べてみます。
- 実際の加工品
- 段取り作業を比較する
- 生産工程を比較する
- まとめ
実際の加工品
まずは、こちらの加工品をご覧ください。ステンレスパイプを用いた、実際のパイプ加工品です。この製品をプレス機で加工する場合とレーザー加工機で加工する場合で比較してみました。
段取り作業を比較する
ᾎず、実際に加工する前の段取り作業を比べます。プレス機の場合、この製品には3種類の金型が必要になります。金型交換は約20分×3回で、段取りだけで「1時間」かかる計算です。金型の持ち運びや調整には力がいるため、どうしても「男仕事」になりがちでした。
いっぽうレーザー加工機の場合、必要なのは材料のセットだけなので「1分」で済みます。特別な力仕事もないので、女性の方でも段取りが可能です。
| プレス機 | レーザー加工機 | |
|---|---|---|
| 段取り時間 | 約1時間(金型交換20分×3回) | 約1分(材料セットのみ) |
| 必要な金型 | 3種類 | 不要 |
| 作業者 | 力仕事になりがち | 女性でも段取り可能 |
生産工程を比較する
次に、生産工程を比べます。プレス機の場合は、鋸で端面を切断(約20秒)→バリ取り(約20秒)→プレス加工3回(1回約5秒×3)で、1個あたり約55秒。しかもすべて人の手が必要で、加工中は他の作業ができません。
レーザー加工機の場合は、すべて機械で完結し、1個あたり約35秒。ボタンを押せば自動で加工してくれるため、人が介入する工程が激減します。加工中に他の作業ができるので、結果として生産性の向上にもつながります。
| プレス機 | レーザー加工機 | |
|---|---|---|
| 加工時間 | 約55秒 | 約35秒 |
| 工程 | 鋸切断→バリ取り→プレス3回 | 機械で完結(自動) |
| 人の介入 | 全工程で必要/並行作業不可 | 激減/加工中に他作業が可能 |
一般的に、人の手がかかるほど不良率は上がり、サイクルタイムも安定しにくくなります。自動で加工できるレーザー加工機は、品質の安定にも有利です。
まとめ
今回は、プレス機とパイプレーザー加工機を、段取りと生産の両面で比較しました。現在プレス機でパイプ加工をされている場合、パイプレーザー加工機を導入することで、段取り時間の短縮・生産性の向上・省人化を実現できます。
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